キャッシュレス決済といえば、この3種類!
現状のキャッシュレス決済は、大きく分けると3つに分類できます。
まず、最も有名なのが「クレジットカード」。国際ブランドのVISAやマスターカード、JCBなどの加盟店で利用でき、とにかく使える場所が多く、日本で最も普及しているキャッシュレス決済といえるでしょう。
そして次に「電子マネー」。スイカやパスモなど、公共交通機関を利用するユーザーにはお馴染みですよね!現物カードの他、スマホアプリでも利用でき、改札ではアプリを立ち上げずスマホをかざすだけで通れるので大変便利です。
クレジットカードで後払いができるポストペイ方式の電子マネー、iD(アイディー)やQUICPay(クイックペイ)もピッとかずだけで決済ができてしまうので人気です。
最後は今最も勢いのある「コード決済」。スマートフォンの画面に表示したバーコードをレジで提示したり、店側が用意しているQRコードをスマホで読み取ったりして支払うことができます。
まだまだ使えるお店は限られていますが、各社キャンペーンが充実しており、ポイント還元率が高いのが魅力です。
キャッシュレス決済3種類のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
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クレジットカード |
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電子マネー |
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コード決済 |
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クレジットカードの基礎知識
必要なものは?
クレジットカード
現物のクレジットカードがあればOK。スマホアプリのApple Pay(アップルペイ)やGoogle Pay(グーグルペイ)にクレジットカードの情報を登録しておけば現物カード無しで支払うこともできます。
使える場所は?
とにかく使える場所が多い
日本国内でも海外でも多くのお店で利用することができます。ネット通販では特に、現金や銀行口座振込み、コンビニ払い以外は、クレジットカード払いのみというところが多いです。
引き落とし時期は?
毎月指定日に口座振替(自動引落し)
毎月4日、毎月10日、毎月27日など、クレジットカードごとに決められた日に月に一度、一ヶ月分の利用金額をまとめて引き落とされます。
代表的なクレジットカード
dカード、JCBカード、三井住友カードなど
電子マネーの基礎知識
必要なものは?
現物カード or スマホ
現物カードのほか、スマホアプリでも利用可能。
使える場所は?
コード決済より多い
JRやバスなどの公共交通機関やタクシー、スーパーやコンビニなど幅広い店舗や施設で利用できる。
引き落とし時期は?
現金によるチャージ(前払い)かクレジットカードの引落し(後払い)
あらかじめ残高にチャージ(前払い)しておき、その範囲内で支払いをするプリペイド型と、クレジットカードと連携させて、クレジットカードの請求時に電子マネー利用分も合わせて支払うポストペイ型があります。
代表的な電子マネー
Suica(スイカ)、WAON(ワオン)、nanaco(ナナコ)、楽天Edy(らくてんエディ)、iD(アイディー)、QUICPay(クイックペイ)など
コード決済の基礎知識
必要なものは?
スマートフォン
カメラ内臓のスマートフォンが必須。スマホのOSはiPhoneのiOSでもAndroid(アンドロイド)でも両方OK。
使える場所は?
まだまだ少ない
使えるお店は少しずつ増えてはいるが、電子マネーに比べるとまだまだ少ない。コンビニやドラッグストア、一部の飲食チェーン店で利用可能。
引き落とし時期は?
現金によるチャージ(前払い)、銀行口座から引落し(即時払い)、クレジットカードの引落し(後払い)
事前にチャージして利用する以外に、銀行口座から引き落とすタイプやクレジットカード請求時に合わせて引き落とされるタイプがあります。NTTドコモの「d払い」のように携帯代金と合算できるものもあります。
代表的なコード決済
PayPay(ペイペイ)、LINE Pay(ラインペイ)、d払い(ディーバライ)、楽天ペイ(ラクテンペイ)など